大相撲2025年初場所で優勝し、横綱に昇進した豊昇龍関。
豊昇龍関の叔父は、かつて横綱として圧倒的な強さを誇った朝青龍さんですが、この二人の関係について「不仲では?」と囁かれることが少なくありません。
2025年初場所の優勝後も、豊昇龍は朝青龍と距離を置いているような発言があり、関係性の微妙さが話題になりました。
こちらの記事では、豊昇龍と朝青龍が不仲と言われるのはなぜなのか?その背景について詳しく検証していきます。
豊昇龍と朝青龍の関係
![左豊昇龍右朝青龍の写真](https://neotopika.com/wp-content/uploads/2025/02/IMG_9109.jpeg)
豊昇龍関(本名:スガラグチャー・ビャンバスレン)は、モンゴル出身の力士であり、立浪部屋に所属する第74代横綱です。
その豊昇龍関の叔父にあたるのが、第68代横綱朝青龍さん(本名:ドルゴルスレン・ダグワドルジ)です。
朝青龍さんは、25回の優勝を誇る大横綱であり、2000年代の大相撲を支えた名横綱でもあります。
土俵内外でも数々のエピソードを持ち、人気も高かったものの、問題行動で2010年に引退しています。
現在はモンゴルで実業家として活動しています。
豊昇龍関にとって、朝青龍さんは偉大な叔父でありながらも、圧倒的な存在感と厳しい指導により「尊敬と反発」が入り混じった関係となっています。
豊昇龍と朝青龍が不仲と言われるのはなぜ?理由を徹底検証!
![右が朝青龍左が豊昇龍の写真](https://neotopika.com/wp-content/uploads/2025/02/IMG_9110.jpeg)
豊昇龍関と朝青龍さんが「不仲」と言われる理由はいくつかあります。
その中でも、特に注目されるのは次の4つのポイントです。
金銭トラブル
- 2025年初場所で優勝した際、豊昇龍と朝青龍は約1年間連絡を取っていなかった
- その理由のひとつが朝青龍が豊昇龍に投資話を持ちかけたことだと言われている
- 詳細は明かされていないが、親族間での金銭トラブルは関係悪化の要因となる
豊昇龍関は立浪親方らの勧めで、後援会関係者を通じて朝青龍さんに電話をしたものの、1年もの間連絡を取らなかったということは、かなりの確執があったと考えられます。
厳しい指導やプレッシャー
- 2022年のテレビ番組『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)で、豊昇龍は朝青龍について「めちゃくちゃ怒られた」と発言
- 「プレッシャーをかけられすぎて、連絡先を全部ブロックした」と告白
- 実際、朝青龍は自身のX(旧Twitter)でも「殺すつもりで行け!! 出来ないならちゃんこ番やれ!!」といった厳しい言葉を投稿している
叔父からの厳しい指導は、豊昇龍関にとって成長の糧になった一方で、大きなプレッシャーにもなっていたのでしょう。
その結果、豊昇龍関は、一時的に朝青龍さんとの連絡を絶つほどの精神的な負担を感じていたのです。
テレビ番組でのサプライズ出演による不快感
- 「ジャンクSPORTS」の収録で、豊昇龍がスタジオ出演中にサプライズで朝青龍と中継がつながった豊昇龍は動揺し、顔を赤らめる
- 収録後、「叔父が出るなんて聞いていなかった」と不機嫌になった
- それ以降、テレビ出演時に「あの人(朝青龍)は来ないよね?」と確認するようになった
突然のサプライズに対する拒否反応を見る限り、豊昇龍関は朝青龍さんの存在を煩わしく思っている部分もあるようです。
家族関係の複雑さ
- 豊昇龍の父スガラグチャー氏は朝青龍の異父兄
- モンゴルの実家で、朝青龍が兄(豊昇龍の父)に対してきつく接していた
- 幼少期の豊昇龍は、その様子を見て育ったため、朝青龍に対する複雑な感情を抱いていた可能性がある
単なる叔父と甥の関係ではなく、家族間の微妙な力関係も影響していると考えられます。
実際はどうなの?
豊昇龍関と朝青龍さんの関係は、一概に「不仲」と決めつけられるものではありません。
2025年初月場所の優勝後、豊昇龍関は仲介を受けて朝青龍さんに電話をかけました。
そして朝青龍さんも急遽来日して奉納土俵入りを見届けました。
しかし、その後の交流は少なく、豊昇龍関は「叔父さんは何か言っていましたか?」と記者に聞くほど距離があったようです。
また、豊昇龍関自身は「誰かの真似ではなく、自分自身の相撲を見せたい」と発言しています。
これには朝青龍さんの影響から脱却しようとする意志が感じられます。
つまり、
- 完全な断絶ではない
- しかし、積極的に交流しているわけでもない
- 「朝青龍の甥」として見られることに抵抗がある
こうした状況が、不仲説の背景になっているのでしょう。
私の見解
豊昇龍関と朝青龍さんの関係は、「不仲」と単純に片付けられるものではなく、愛憎入り混じった複雑なもののようです。
- 幼少期から叔父の影響を受けたものの、過去の厳しい指導に対する反発がある
- 「朝青龍の甥」として見られるプレッシャーから、自分の道を確立しようとしている
- 叔父との確執がある一方で、相撲の研究には朝青龍の映像を食い入るように見ている
つまり、叔父を尊敬しながらも「自分の道を歩みたい」という強い意志が、関係の微妙な距離感に繋がっているのでしょう。
まとめ
今回は豊昇龍関と朝青龍さんが不仲と言われる理由を検証していきました。
豊昇龍関は朝青龍さんに対して、強い尊敬の念があることがわかりました。
しかし、複雑な家族の事情など様々な背景もありそうなことがわかりましたね。
今後も新横綱としての豊昇龍関の活躍と、朝青龍さんとの関係性に目が離せません。
【比較画像】豊昇龍と朝青龍が似てる!そっくり度の検証結果!はこちらをお読みください。
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