1985年に公開された映画「コマンドー」は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画です。
そして、数ある映画の中でも特にカルト的な人気を誇る作品です。
シンプルかつ迫力のあるストーリー、圧倒的なアクション、そして数々の名言が生まれたことから、今でも語り継がれています。
こちらの記事では、「コマンドー」の魅力を深掘りし、名言と名シーン10選、吹き替え版と字幕版の違い、さらにはネットミーム化した理由について詳しく解説します。
コマンドーとは?

「コマンドー」の主役は、アーノルド・シュワルツェネッガー演じる元特殊部隊の戦士ジョン・メイトリックスです。
誘拐された娘を救うために単身で敵地に乗り込み、圧倒的な戦闘力で敵をなぎ倒していくストーリーです。
この映画が愛され続ける理由は、アーノルド・シュワルツェネッガーのカリスマ性と、シンプルながらも熱い展開にあります。
さらに、日本語吹き替え版のユーモラスなセリフが独特の魅力を生み出し、ネットミームとしても人気を集めています。
コマンドーの名言10選
こちらでは、「コマンドー」の名言10選を紹介していきます。
1. 「安心しろ、すぐに楽にしてやる」
敵を倒す際に放たれる冷徹な一言です。メイトリックスの無敵さが際立ちます。
敵に対してクールに言い放ち、その直後にとどめを刺す流れが印象的です。
2. 「何が始まるんです?」「第三次大戦だ」
敵の部下が状況を理解できずに尋ねた際、上官が一言で答えるシーンです。
大げさな表現がシュワルツェネッガー映画らしい名場面となっています。
3. 「お前は最後に殺すと約束したな…あれは嘘だ」
メイトリックスが、敵の一人であるサリーを崖から落とす直前に放つセリフです。
サリーはメイトリックスの言葉を信じたものの、あっさりと裏切られ、奈落の底へと落ちていきます。
4. 「筋肉モリモリ、マッチョマンの変態だ」
警備員が無線でメイトリックスの異常なフィジカルを報告するシーンです。
英語版とは全く異なる日本語吹き替え独特の名言で、ネットミームとしても人気です。
因みに英語版では、「He’s one gigantic motherfucker.」と表現されています。
これは、直訳すると「彼は巨大な嫌な奴だ」となります。
日本語吹き替え版での独特な翻訳が、このセリフを印象的なものにしています。
5. 「地獄へ落ちろ、ベネット!」
宿敵ベネットとのクライマックスの戦闘シーンで放たれる決め台詞です。
戦いの末、ベネットにパイプを突き刺してとどめを刺すシーンで使われます。
6. 「ただ寝てるだけだ」
飛行機内で敵を始末した後、乗務員に対して冷静に放つジョークです。
この余裕ある態度がメイトリックスのキャラクターを象徴しています。
7. 「見てこいカルロ」
敵の上官が部下に指示を出すシーン。
なぜかネット上でネタとして人気があり、意味深な響きが印象に残ります。
8. 「いい音だ。泣けてくるぜ」
銃撃戦の最中に放たれるセリフです。
戦場での爆音を楽しむかのようなメイトリックスの戦士としての一面が垣間見えます。
9. 「野郎、ぶっ殺してやる!」
宿敵ベネットが怒りを爆発させ、メイトリックスに向かって叫ぶセリフです。
対決前の緊張感を盛り上げます。
10. 「戦争だ」
戦闘開始の合図とも言えるシンプルな一言です。
メイトリックスの覚悟を感じさせるセリフです。
コマンドーの名シーン10選
こちらでは、「コマンドー」の名シーン10選を紹介していきます。
1. ショッピングモール大乱闘
モール内で敵に囲まれながらも圧倒的な力で突破するアクションです。
吹き飛ばされる警備員たちが印象的です。
2. 敵を片手で持ち上げるシーン
シュワルツェネッガーの超人的なパワーが際立つ場面です。
普通の人間では考えられない動作が、彼のキャラクター性を強調しています。
3. 最終決戦 ベネットとの対決
宿敵との戦いのクライマックスです。
ここで名言「地獄へ落ちろ、ベネット!」が飛び出します。
4. 爆破&銃撃戦の連続アクション
メイトリックスが敵の基地を破壊しまくる、ド派手な戦闘シーンです。
アクション映画の王道とも言える場面です。
5. 飛行機内での襲撃&脱出シーン
「ただ寝てるだけだ」の名言が生まれた場面です。
暗殺者を一瞬で片付けるメイトリックスの鮮やかさが見どころです。
6. ガーデンシェッドの武器乱用シーン
メイトリックスが庭の物置小屋に追い詰められた際、中にあった工具や道具を駆使して敵を次々と倒していくシーンです。
斧や熊手、丸鋸の刃など、日用品を即席の武器として活用する戦闘は、シンプルながらもインパクトが強く、多くのファンの記憶に残っています。
7. ロケットランチャーの豪快な一撃
救出に向かう途中、メイトリックスの相棒シンディがロケットランチャーを発射し、敵の車両を吹き飛ばす場面です。
シンディが武器の使い方を間違えるコメディ要素も印象的です。
8. パイプを突き刺すシーン
ベネットとの最終決戦で、メイトリックスが壁にあった蒸気パイプを引き抜き、ベネットに向かって投げつけるシーンです。
パイプが体に突き刺さると同時に蒸気が噴き出す演出が特徴的です。
「クールダウンしろ、ベネット」という皮肉交じりのセリフがこの場面をさらに印象深いものにしています。
9. カーチェイスでの激しい攻防
メイトリックスが娘を救うために敵の車を奪い、猛スピードで追跡するカーチェイスシーンです。
街中を縦横無尽に走る車と、激しいぶつかり合いが見どころで、アクション映画ならではのスリルが味わえます。
車を使ったアクションシーンとしては、シリーズの他の場面と比べても迫力満点です。
10. 装備を整え、戦場へ向かう準備シーン
敵の基地へ突入する前に、メイトリックスが武器や弾薬を準備するシーンです。
ベストに弾丸を装填し、ナイフを固定し、大量の武器を携えていく様子はまさに戦士の出陣のようです。
戦闘に向けて準備万端な彼の姿が、一層戦いの期待感を高めます。
メイトリックスが戦いに備える象徴的なシーンです。
コマンドーの吹き替え版と字幕版の違い
吹き替え版では、日本独自のユーモアが加えられたセリフが多い印象です。
特に「筋肉モリモリ、マッチョマンの変態だ」などが代表的です。
字幕版は原作に忠実なセリフになっていますが、吹き替え版ならではのアレンジが独自の魅力を生んでいます。
コマンドーの名言がネットミーム化した3つの理由
- 短くて覚えやすいフレーズが多い
- シュワルツェネッガーの圧倒的な存在
- 日本語吹き替え版の独特な翻訳
特にSNSでは「何が始まるんです?」「第三次大戦だ」などが頻繁に使われています。
まとめ
「コマンドー」は、シンプルなストーリーながらも強烈なインパクトを持つ映画です。
名言や名シーン、そしてネットミーム化した背景を知ることで、より一層楽しめるでしょう。
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