2026年10月29日ごろ、X(旧Twitter)で「ウンジャラゲ」がトレンド入りしました。
きっかけは、AIで作られたマイケル・ジャクソン風の人物が、ウンジャラゲに合わせて踊る動画だったようです。
ウンジャラゲは1969年にハナ肇とクレージーキャッツが発表した曲で、植木等さんの歌唱でも知られています。
「どういう意味?」「志村けんの曲じゃないの?」と気になった方も多いですよね。
この記事では、ウンジャラゲの意味や元ネタ、歌詞の内容、志村けん・植木等との関係をわかりやすくまとめました。
ウンジャラゲが話題になっている理由
きっかけはマイケル風AIダンス動画?
Xで、マイケル・ジャクソンがウンジャラゲを踊る動画が話題になりました。
キレのあるダンスで知られるマイケルと、昭和のコミックソングという意外な組み合わせが、多くの人の目に止まったようです。
動画を見て、「ウンジャラゲって何?」と気になった人も多いかもしれません。

マイケルとウンジャラゲ…
考えた人凄すぎます!!
うんじゃらげの意味は?
辞書にのっている言葉ではなく、曲の中で使われている、響きを楽しむための言葉です。
ご機嫌な気分を表すような言葉
曲の中では、ウンジャラゲのような不思議な言葉がいくつも出てきます。
これらは、ご機嫌な気分の度合いを表す擬態語のように使われているとされています。
意味はわからなくても、なぜか口ずさみたくなる不思議な言葉ですね。
ウンジャラゲの元ネタは何?
ウンジャラゲの基本情報
| 曲名 | ウンジャラゲ |
|---|---|
| 歌 | ハナ肇とクレージーキャッツ(ボーカル:植木等) |
| 作曲 | 宮川泰 |
| 作詞 | 藤田敏雄 |
| 発売 | 1969年7月10日(シングル「あんた」のカップリング曲) |
もともとはA面になる予定だった
ウンジャラゲは、もともとシングルのA面になる予定だったといわれています。
ところが、渡辺プロダクションの社長・渡辺晋さんの判断で、B面に回ることになったそうです。
発売前から映画やテレビで歌われていた
ウンジャラゲは、レコードが出る前から歌われていました。
- 1968年4月公開の映画『クレージーメキシコ大作戦』で植木等さんが歌唱
- 1968年11月放送のTBS『植木等ショー』で、坂本九さんや森光子さんと一緒に歌唱
テレビでは、男女の大人数が一緒に踊るにぎやかな演出が人気だったそうです。
1番は「曜日の歌」のパロディ
ウンジャラゲの1番は、曜日をテーマにしたスイス民謡やロシア民謡のパロディとされています。
海外の民謡をナンセンスな歌に変えてしまうところが、クレージーキャッツらしいですね。
ウンジャラゲの歌詞の内容は?
1番は曜日ごとに言葉が並ぶ
1番では、曜日ごとにウンジャラゲのような言葉が当てはめられていきます。
同じリズムで言葉をくり返すので、一度聞くと耳に残りやすいのが特徴です。
2番からは歌手の名前や職業が登場
2番からは曜日のかわりに、当時の人気女性歌手の名前や、いろいろな職業が次々と出てきます。
サラリーマン、役人、国会議員、警察官、大学生など、身近な職業が並ぶのも面白いところです。
歌詞の全文が気になる方は、歌詞サイトで確認してみてくださいね。
ウンジャラゲと志村けんの関係は?
志村けんのだいじょうぶだぁでカバー
志村けんさんは、フジテレビ系『志村けんのだいじょうぶだぁ』の挿入歌として、ウンジャラゲをカバーしました。
| 年 | 1988年 |
|---|---|
| 番組 | フジテレビ系『志村けんのだいじょうぶだぁ』 |
| 歌 | 志村けんと「だいじょうぶだぁ」ファミリー (石野陽子、松本典子、田代まさし、桑野信義ら) |
| 発売 | ポニーキャニオンからシングル発売 |
| 売り上げ | 約20万枚 |
「ウンジャラゲは志村けんの曲」と思っている人が多いのは、このカバーが大ブームになったからです。
志村けん版と元の曲の違い
- 2番に、アイドルや番組メンバーの名前が入っている
- 3番は、家族を表す言葉に変わっている
- 東北弁のような、なまった歌い方をしている
振り付けは田代まさしが考えた?
みんなで踊る振り付けも人気で、当時の少年誌などでは、田代まさしさんが考えたものと紹介されていたそうです。
番組では、視聴者から「ウンジャラゲダンス」のビデオを募集して紹介したこともありました。

「だいじょうぶだぁ」で見て覚えた!
という人も多いのではないでしょうか?
私もそうです♩
ウンジャラゲと植木等の関係は?
植木等はウンジャラゲのオリジナル歌手
植木等さんは、ハナ肇とクレージーキャッツのメンバーとして、ウンジャラゲのボーカルを担当しました。
志村けんが植木等の前で披露したことも
志村けんと「だいじょうぶだぁ」ファミリーは、『夜のヒットスタジオDELUXE』や『FNS歌謡祭』で、植木等さんの前でウンジャラゲを披露したこともあります。
本家の前でカバーを歌うのは、ドキドキの場面だったかもしれませんね。
メドレー『スーダラ伝説』にも収録
1990年には、植木等さんのヒット曲をつなげたメドレー『スーダラ伝説』にもウンジャラゲが入りました。
ところが、志村けんさん版のイメージが強かったため、「なぜクレージーの中に志村けんの歌が?」という声もあったそうです。
本家よりカバーのほうが知られてしまったのは、ちょっと面白いエピソードですね。
ウンジャラゲがAI動画と相性がいい理由
意味がなくても楽しめる曲だから
ウンジャラゲは、言葉自体に明確な意味があるというより、リズムや響きの面白さで印象に残る楽曲です。
そのため、AI動画のように「見た目のインパクト」や「意外な組み合わせ」で楽しむコンテンツと相性がよかったのでしょう。
マイケル風のダンス映像と組み合わさることで、昭和のバラエティソングが、令和のSNSネタとして再注目されたと考えられます。
世代によって受け取り方が違うから
ウンジャラゲを知っている世代には懐かしさがあり、知らない世代には「何この曲?」という新鮮さがあります。
この世代差のギャップも、Xで話題になった理由の一つと言えそうですね。

親子で「この曲知ってる?」と
話題にするのも楽しそうですね♩
まとめ
ウンジャラゲの意味や元ネタ、志村けんさん・植木等さんとの関係についてまとめました。
- 2026年10月、マイケル風のAIダンス動画をきっかけにXで話題に
- 「ウンジャラゲ」という言葉に、はっきりした意味はない
- 元ネタは、1969年に発売されたハナ肇とクレージーキャッツの曲
- 歌詞は、曜日や職業ごとに不思議な言葉が並ぶ構成
- 1988年に志村けんさんが『だいじょうぶだぁ』でカバーして大ヒット
- 植木等さんは、もともとのウンジャラゲを歌っていた本人
- 50年以上前の曲が、AI動画をきっかけに若い世代にも広がっているのは面白いですね。
気になった方は、植木等さんの元の曲と志村けんさんのカバーを聞き比べてみるのもおすすめです♩


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